38部屋目:BiSH、その熱量はいかほどか
いきなりだが、私は感情が乗った歌で殴られるのに弱い。
ある日私は、背後でテレビを垂れ流しながらパソコンに向かっていた。
すると、とある曲が私の耳に留まった。
「BiSH」というグループだった。曲はこちら。
曲調が好きだったのはもちろんだが、何より聞こえてくるある1人の歌声が耳に張り付いて離れなくなってしまった。
気づけば、私は手を止めテレビに目を奪われていた。
その日から、私は少しずつBiSHのことを調べ始めた。
BiSHという名前自体は以前から知っていた。
そして、メンバーの名前も数人聞いたことはあった。
「アイナ・ジ・エンド」「セントチヒロ・チッチ」など。
だがそのとき私は、その名前を見て「また奇をてらったアイドルグループが出てきたのかな?」程度に考え、それ以降情報を入れることをやめていた。
それが間違いだったわけだが。
時を経て、私の中でBiSHという「名前」と「曲」が結びついたわけである。
そこからは早かった。
「あの耳から離れないハスキーな歌声の持ち主がアイナなのか。この表現力はやばい」
「曲もいいな。激しめの方が好きかも」
「アイナがいるから霞んでしまいがちだけど、チッチも普通に上手いな。最近の曲は特に」
なんて。
そんなこんなで曲を漁っていた私は、一つの曲にたどり着いた。
それがこの「プロミスザスター」だ。
余りにも好きすぎる。
何がどう良いとかはわからん。でも好きなんだ。
仕事中も頭の中で無限にリピートされている。離れてくれない。
本当に良い。みんなに聴いて欲しい。
BiSHを調べていて感じたことがある。それは、
「彼女たちの歌はライブで聴くべきなんじゃないか?」
ということ。
冒頭で私は、「感情が乗った歌で殴られるのに弱い」と言った。
この"感情の乗り"というものは、間違いなくライブの方が顕著に発揮される。
どうしても生で聴きたくなってしまった。
実は公式がライブの映像をあげている。
次に載せるのは、「プロミスザスター」のライブ映像である。
ライブというものは、良くも悪くも実力や調子が浮き彫りになる。
抜群の声量を発揮する子もいれば、少し音を外してしまう子もいるだろう。
でも、それがライブだ。それも醍醐味だ。
それに、込める想いの熱さに差なんてない。みんなが本気でパフォーマンスをしている。それがこの動画でわかる。
私は、その姿を直接この目で観たいと思った。
ちなみに、プロミスザスターは公式がもう1つライブ動画をあげているので、気になる方は調べてみて欲しい。そちらはアイナが感極まっているのもあって、またグッとくるものがある。
さて、ここまで載せた動画たちを皆さんは観てくれただろうか。
もし文章を読んでいなかったとしても構わない。歌だけでも聴いて欲しい。
きっと何人かは、私のようにビビッとくるのではないだろうか。
それだけBiSHの歌には、楽曲には魅力がある。
ここまで書いておいてなんだが、私はまだ「BiSHが好き」というより「アイナの歌が好き」という表現の方が近いように思える。
まだ気になり始めてから日も浅く、きっかけも彼女の歌なのだ。許してほしい。
だが、ここから先どのように変化していくかは未知数だ。
最後になるが、あと2つほど私が好きな曲を載せて終わりにしよう。
1つ目「My landscape」
サビの
終わりです はい ハメは外さない
に私の好きが全て詰まっている。聴けばわかる。
2つ目「stereo future」
こちらはライブ映像で。
MVも良いのだが、この動画が余りも良すぎる。
アイナはもちろんだが、全員の良さが爆発している。
演出も良い。1番サビでセンターへかけていく5人。その後ろから堂々と歩いていくアイナ。
魔王かよ。カッコ良すぎる。
そして、カメラワークが完璧すぎる。なんだこれ。
以上。
この記事を、動画を見て、1人でもBiSHに興味を持ってくれた人がいれば嬉しい。
そして、一緒にライブに行こう。行ってみたいんだ。ねえ、誰か。
いなかったら1人でも行くよ私は。