ゆうりん家

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34部屋目:私はオーウェンになりたい(マナリアフレンズのススメ)

 

オーウェンになって、アンとグレアを遠くから見守りたい人生でした。

                     0 - 2019 ユー・リンチー

 

「マナリアフレンズ」というアニメがある。グランブルーファンタジーやシャドウバース、進撃のバハムートをプレイしたことがある人なら、"マナリア"という名前に聞き覚えがあるだろう。今回は、そんなマナリアフレンズを紹介する記事だ。

 

 

念のため先に断っておくと、「けものフレンズ」とは一切関係がない。

 

「すっごーい!あなた、魔法が得意なフレンズなんだね!」

 

なんてセリフは微塵ないので注意されたし。

 

 

 

さて、冗談はさておきこのアニメの説明をしよう。

舞台は"マナリア魔法学院"。「人」「神」「魔」あらゆる種族が入り乱れる世界・ミスタルシアにある学校だ。

主人公は2人の女の子。

快活なマナリア王国のお姫様・アン

内気な竜族のお姫様・グレア

この2人の絶妙な距離感を、美しいビジュアルで描く。ただそれだけのアニメである。

 

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アン(左)とグレア(右)

本当にただそれだけ。だがそれが良い。

 

勘のいい人なら気づくかもしれないが、このアニメには少しだけ百合っぽい雰囲気がある。しかし、それはガッツリではない。かといって、ただの友達と言うのも違う。そんな切なく、儚く、いじらしい雰囲気を楽しむ。それが醍醐味である。

 

 

 

百合アニメと聞くと「えっちですか?」と尋ねてくる人がいる(かもしれない)。

なんだばかやろう。そんなにえっちさが大事かこのやろう。じゃあ答えてやる。

 

 えっちだよこんちくしょう。

 

だが、このアニメにおいてえっちさは1つの要素に過ぎない。2人の女の子の関係を描写する過程で、自然と少しえっちな雰囲気が出てしまう。それは仕方のないことなのだ。無理に描いているわけでもない。無下に隠すわけでもない。ただ、日常を自然に表現する。だからこそ生まれるものがある。マナリアフレンズはいいぞ。

ちなみに私のオススメは7話だ。2人がかくれんぼをする。最高。

 

 

 

このアニメは、説明が少ない。

各話完結で、毎回唐突に話が始まる。その説明がなされることはない。小説なら地の分、アニメなら一人語りやナレーションで語られるようなことは一切省かれている。キャラクターのセリフ自体も少なく単純だ。だが、理解できる。大丈夫。

余計なことは考えるな。感じろ。

 

 

 

私はグラブルをやっているのだが、マナリアフレンズを観てアンが欲しくなってしまった。

 

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サプった(グレアは元から所持)。

好きを詰め込んだパーティ。アングレはいいぞ。

ちなみに、3番目にいるのはフォリアちゃん。この子もめちゃくちゃ可愛いのだ。普段ならグレアと共に主役を張っているのだが、今回は腋役に回ってもらった。

この編成は、未だ実践で使ったことはない。

 

 

 

このアニメには、オーウェンという準主役の男キャラが登場する。

百合アニメに男が登場するというのは、人によっては嫌悪感を抱くこともあるだろう。それはなぜか。男の存在が、女の子2人の素晴らしい空気感に水を差すことがあるからだ。

だが、安心して欲しい。その点に置いてこのオーウェンという男は、一切の心配が要らない。

ときには柱の陰に隠れ、ときには遠くから見守り、果てには気配すら感じさせない。しかし、アンのピンチには颯爽と現れる。そんな、カッコいいやつなのだ。

 

オーウェンおまえ……オーウェン……おまえ……!!」

 

筆者の感想である。

オーウェンになって、アンとグレアを遠くから見守りたい人生だった。

 

 

 

これだけ書いても、実際のところ観てみないとどんなアニメかはわからないだろう。そんな貴方のために、公式は1話を無料で公開している。

 

 

百聞は一見に如かず。これを観ればもうわかって貰えただろう。早く全話観てくれ。

余談だが、このアニメには"エクストラパート"と呼ばれるものがある。俗に言うCパートのようなものだ。このエクストラパートは配信コンテンツによって有る無しが分かれているので、是非有るコンテンツで視聴していただきたい。エクストラパートまで含めてマナリアフレンズなのだから。

その辺りは、公式HPで確認するのが良いだろう。

 

manaria.jp

 

マナリアフレンズはいいぞ。